3月、4月は卒業・引越し・退職・転勤などで人との別れが多い。

別れという言葉には、映画のワンシーンのような、ドラマチックな場面が先ず脳裏に浮かぶ。
しかし、
今回は、転勤、引っ越し、退職などでの別れについて。・・


別れを告げられた時、
「そうですか。どちらへいらっしゃるのですか?」
など、ありきたりの言葉がとすらすら出るときと、
「・・・そうですか・・」
と、言葉に詰まるときがある。

言葉に詰まるときは、寂しい気持ちとともに、
大切な人との別れを感じ次の言葉がでないのだ。

例をあげると、
2か月に一度ほど買い物に行く小売店が、つい先日、閉店した。
その店のおばさんとは、たわいも無い話など、何となく交わしてきた間柄であった。
だが、その店の閉店の張り紙を見た瞬間、
ふと心の中を、スーッと何かが過ぎていった。

どういったらいいのだろうか・・

表現が適切でないかもしれないが、逆の場合の別れを言うと、
たとえば、大型店が閉店するという張り紙の場合
「ふ−ん。そうなの」で終わる。なぜなら、
またすぐに、似たような次の店が出来るだろう、そして、判を押したように決まった挨拶を
してくれる店員さんが迎えてくれる・・・そう思うからである


春は別れの季節である・・・

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