韓国の歴史ファンタジードラマとうたってある朱蒙「チュモン」は、
紀元前108年、漢の侵略により滅亡した古朝鮮国の流民たちを率い、
漢に抵抗する民族の英雄ヘモス(解慕漱)の子、朱蒙の物語である。
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中略
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扶余城を訪れた漢の大人ファンジャギョンの衣装だが、日本の和服に似ている。
まるで江戸時代のキザな成金男性。
そう思って点検していると、着物の衿合わせが
右前になっている。「おや」と思い、再びその場面に戻し衿の合わせ方を見た。
やはり・・右前だ。見間違えではない。
同じ画面に映る扶余の王子クムワの次男のヨンポは・・・
と見ると左前に合わせてある。
衿合わせなど、なぜ気になってしまったかというと
扶余の宮殿の夫人たち、そしてが男性の衣装と、
日本の着物姿と似ていたので。
男性が締める帯の位置も着流し風と言ったらよいのか・・・
そして、女性の髪型も日本髷と似ているような気がする。
なんとなく徳川の大奥のような。
だが、そのころ日本は古墳時代。
どちらかというと洋服に似た服装だった。
しかし、衣装も髷も似ている。
倭国と朝鮮の関係を意識したファンタジードラマにしたのかもしれないのだが。
そこで、松本清張の「清張通史」、扶余のことが書かれてあるページを読み直した。
扶余の一族が朝鮮半島を南下した。さらに南下し、北九州に来・・・
・・という部分である。
いろいろと推理していくと時間を忘れる。
漢の大人ファンジャギョンの衿あわせだが、その後は左前になっていた。
それより何より勇壮なソン・イルグクが良かった。
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