自分の過去を言葉で補う人がいる。
美しく豪華に変更していくということである。
簡単に言うと言葉の詐欺、対面者を騙す行為をするのは・・・。
何故か女性に多い。

私は大宮の地から離れて暮らしたことがなく、
また両親も明治の頃から大宮の駅前で暮らしてきた。
そんなわけで、自分の人生をより立派に変更できない。
当の昔から、皆が知り合いで、
氏素性が明白だからである。

そんな環境で育ったので、私は過去を
妄想をもって美しく高貴に作り替えられないし、語ろうとも思わない。

だから、その反面、自分の氏素性を、豪華に作り直している女性が判る。

まず本人が恍惚の表情で語る氏素性と
本人の知性と行動との差がありすぎる、
「つじつま」・・・「帳尻」が合わな過ぎるのである。

それと・・
必要以上に自分の過去をベラベラ喋るという行為が解らない・・・
不思議でならない。何らかの意図があると思えるのである。



私は、皆が知り合いという環境で育った。
そのせいなのか
恍惚の表情をもって、周囲の誰も知らない自分の過去を
喋る人が奇怪に見えるのである。


まさに小説家・松本清張の世界である。

内容は
学歴詐称・深窓のご令嬢だった、とか
実家は船舶会社で家の藏にはお宝がいっぱいとか。

でも、違う人がキャッチした情報では旅芸人だったらしい
、いやタクシーの運転手をしていたと聞いた、とか。

嘘も方便という言葉がある。
だが、言葉で相手に勝とうとするのは止めた方がいい。
蟻地獄に落ちていくようなもの。

嘘に嘘を重ね
ホラを吹き続ける癖がつくと、本当の自分が何者かがわからなくなる。
結果、ボケる?というおまけがついてくる事になるかもしれない。

そういう人の話方には特徴がある。
突っ込まれると筋を少しずらす。
自分に都合の悪いことになると話を変える。
人の話に耳を貸さず、質問されないようになのか、
必死で、たらたらと締りなく話し続ける。



話しが途切れると筋が通らなくなる。
そこを突っ込まれるのが恐怖なのであろうか。

シロガネーゼを吹聴し、船舶会社?の令嬢だという70歳。
そのわりには、
随分躾の悪い育てられ方をしているような。

空気が読めないあなたは嫌われています。
自分勝手です。
あなたの名は今日から「中国漁船」とします。
船舶会社の令嬢にふさわしい命名でしょ。


とにもかくにも、嘘かホントか夢か現実か、それとも迷走か、
何だかわからないホラ話に、こちらの脳が破壊されるのでは、
と、多くの人が恐怖心を抱いていますよ。





様TOPへ....
大宮なんぎん物語
埼玉県下随一の繁華街、大宮南銀座。かつて見晴らし通りと呼ばれていた昭和26年頃からの光景・・・
山田とも子=つぶやき
読売新聞埼玉版 「ほのぼの@タウン」さいたま市レポート集 
山田とも子の 「つぶやき」 はこちらから⇒  
も子                     BGM挿入.....