読売新聞ほのぼの@タウン朝刊 平成28年8月14日号

 


 

          

 区保健センタでは「西区のお米でキッズクッキング」をテーマに「にこにこ食育教室」を開催した。参加した9組の親子は地元の米生産者の話に耳を傾けたあと、実習で手開きしたイワシを材料にイワシの蒲焼丼に挑戦した。米が実るまでの話をしたのは、さいたま市の小中学校にバケツ稲の苗提供や指導を行っている森 康彦さん(50)。森さんは地域の米を学校給食で食べてもらうために西区の水稲農家で「馬宮米部会」という組織を立ち上げ平成21年から学校給食に提供。また小学5年生の総合学習に米作りがあることから小学校から依頼され、米の話を中心に地産地消や食育、米農家としての工夫や喜び等を話すようになった。水稲を育てる体験のために「保育園児にはペットボトルで育ててもらっています」と森さん。参加した母親は「地元で実ったお米を食べられて嬉しい。田植えから経験出来れば」と笑顔だった。


読売新聞ほのぼの@タウン  リリポーター山田とも子取材集はこちらから