春は別れの季節である。

私にとり、今年の春のお別れは、
タウン誌「おおみや」が休刊したことや
長年の知り合いがお亡くなりになった事などがある。

その代わりではないが、出会いも多い。
むしろ、別れより多い。



「出会い」と「別れ」。
色々と思い起こすと「別れ」の方が、私を成長させてくれた。
残念無念という思いが、
次へのステップになってきたからであろう。

「逢うは別れの始め」などという言葉がある。
かつては演歌の歌詞のようだ、あか抜けない表現と思っていた時期があった。
だが、最近は100パーセントその通りだと思っている。

誰であれ、命が終わったその瞬間、
周囲の諸々のものと決別しなければならないからだ。

  

 闇深き路をゆったり春の月 とも子

 これまでの「つぶやき」