またまた・・「騒音迷惑」おばさんが逮捕されました。
すべて相手が悪いのだと確信しているからこのような行動をするのでしょう。
自分の前に立ちはだかるものはすべて悪なのでしょう。

さて、
朝、道路を清掃していたところ、遠くからクラクションが聞こえました。

プップッ
 プップッ 




それは怒り狂った短気な男性がが鳴らすイライラ連続音ではありません。
ピアノでも弾くような不思議な鳴らし方です。

ということで、私は思わず視線をクラクションがきこえる方向に向けていました。
私だけではなく散歩中の方も音を捜し止まっています。
つまり、駅から徒歩7分ほどの我が家の周辺では、
クラクションの音は珍しいのです。




かつて・・・日本のタクシーが雲助と呼ばれた昭和30から40年のころ。
道路にはクラクション音が溢れていました。
邪魔者は退け退けとばかりに。

話をプップッ、プップッの音に戻します。

珍しい鳴らし方を続ける車の運転手。
どんな人なのか・・・
やがて姿を現したクルマはよその町、K市ナンバー。
運転手は40代の女性。

彼女はというと、
お年寄りが見えただけで プップッ
十字路があっただけで プップッ
犬の散歩の人を見かけただけでプップッ

まったく迷惑な音です。が、本人の心境は
「危ないから、退け退け。迷惑よ」なのでしょう。


急いでいるのかもしれませんが、
不快な音を聞かされる私達の方が
迷惑です。



プップッ
プップッ
プップッ
プップッ
プップッ




クラクションを鳴らしながら地域の抜け道を行くK市ナンバーの女性よ!
ここはあなた専用の道ではないのです・・・

道路の清掃活動に勤しむ地域の人々に敬意を表しながら
走り抜けたらいかがでしょうか?


  「さいたま模様」の編集者山田とも子が
折々のことを書いています。懲りずに訪れてください 
   


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